Kubo Design Studioとは
はじめましての方も、ご存じの方も、こんにちは。 Kubo Design Studio代表の久保哲也です。
ここ「K/note」では、Kubo Design Studioが普段どのような活動をしているのか、Works(実績紹介)だけでは伝えきれない情報を発信する場にしたいと思っています。
記念すべき第1回目は、Kubo Design Studioとは一体何者か?ということをお伝えできればと思います。
Kubo Design Studioは、福岡県糸島市でプロダクトデザイナー/ディレクターの久保哲也と、グラフィックデザイナー/ディレクターの久保睦が夫婦で営むデザイン事務所です。 二人とも大学卒業後、メーカーのデザイナーとして勤務し、2015年に福岡市で個人事業として活動をスタートしました。現在は拠点を糸島市に移し、合同会社Kubo Design Studioとして様々な企業・個人のデザインのお手伝いをする傍ら、週に1回、土曜日だけ営業している廃材のセレクトショップ「MATERIAL MARKET」を運営しています。
デザインを仕事にしていますので、今回は私たちが考えている「デザイン」について少しお話ししたいと思います。「デザイン」と聞くと、あまり馴染みのない方には「見た目をかっこよくすること」というイメージがあるかもしれません。でも、私たちはデザインをもっとシンプルに、「よりよくすること」だと考えています。もちろん、見た目を整えることもその大切な一つです。
では、私たちが言う「よりよくする」とはどういうことか。 それは、「今あるものの良さを整理して、あるべき場所に並べ直してあげること」だと考えています。
世の中ではよく「0から新しいものを生み出す」という言葉が使われますが、私たちは少し違う捉え方をしています。私たちが今暮らしている社会や環境は、ずっと昔から、たくさんの人たちが積み上げてきた知恵やアイデアの連続でできています。私たちは、その積み重ねを大切にしながら、今の時代に合うように「翻訳」して、整え直すようなイメージで向き合っています。
自分たちの個性をアピールすることよりも、目の前の人がどんな環境にいて、どんなことに困っているのかを深く知ること。そうしてじっくり向き合っていくと、「あぁ、これならしっくりくるね」という「あるべき姿」が、自然と見えてくる瞬間があります。 そのために、私たちはまず、ひたすらにお話を聴きます。 思っていることをすべて吐き出してもらう。そうして集まったバラバラのピースを整理して、目に見える形にしてみる。それが、私たちの考える「よりよくする」ための第一歩です。
もちろん、迷うこともあります。そんな時は、一度形にしてみて、一緒に眺めながら「これが本当に、今一番しっくりくる形かな?」と相談しながら進めていきます。
「新しく作る」のではなく、今あるものを「よりよくする」。 それは私たちが取り組んでいる、廃材を今の暮らしに生かそうとする「MATERIAL MARKET」の活動とも、どこか似ている気がしています。
この「K/note」では、私たちが日々どんなコトと向き合い、どんな風に整理をして、日常を少しずつ「よりよく」しようとしているのか。その様子を、飾らずにお伝えしていければと思っています。
(文/久保 哲也)
